2010年 05月 10日
"裁ち板" |
長年和裁で使用していた「裁ち板」。
長さ2,100mm、幅420mm、厚み60mmのイチョウの一枚板。
表の面には、長年の仕事の痕がくっきりと刻まれています。
家の中で動かす事も、ままならなくなったそうです。
愛着のある品なので、何か家の中で使えるものにしたいという事になり、
座卓に生まれ変わります。
サイズは今使っている座卓のサイズに合わせ、補助の座卓に使える様2台にします。
和裁仕事では気にならなかったのでしょうが、
かなり捻れが入っていましたので、まずは平面出しからです。
定盤の上で材を固定して、ルーターを使ってレベルを出します。
あらかた基準になる平面が出来ました。
基準面が出来れば、あとは自動鉋版で厚みを決めます。
足の部材は、裁ち板からは採れなかったので、
一寸五分(45mm)の板材を用意してそこから加工します。
今回は、割れや腐れが入っていたので、そこをカットして使う事になり、
板接ぎしてからの仕事になりました。
天板裏に、足を固定する仕口を作ります。
蟻加工をして、反り止めの効果も持たせます。
足材に蟻ほぞを加工します。
一枚ごとに微妙に固さが違うので、それぞれごとに合わせていきます。
まずはここまで‥‥
長さ2,100mm、幅420mm、厚み60mmのイチョウの一枚板。
表の面には、長年の仕事の痕がくっきりと刻まれています。
家の中で動かす事も、ままならなくなったそうです。
愛着のある品なので、何か家の中で使えるものにしたいという事になり、
座卓に生まれ変わります。
サイズは今使っている座卓のサイズに合わせ、補助の座卓に使える様2台にします。
和裁仕事では気にならなかったのでしょうが、
かなり捻れが入っていましたので、まずは平面出しからです。
定盤の上で材を固定して、ルーターを使ってレベルを出します。
あらかた基準になる平面が出来ました。
基準面が出来れば、あとは自動鉋版で厚みを決めます。
足の部材は、裁ち板からは採れなかったので、
一寸五分(45mm)の板材を用意してそこから加工します。
今回は、割れや腐れが入っていたので、そこをカットして使う事になり、
板接ぎしてからの仕事になりました。
天板裏に、足を固定する仕口を作ります。
蟻加工をして、反り止めの効果も持たせます。
足材に蟻ほぞを加工します。
一枚ごとに微妙に固さが違うので、それぞれごとに合わせていきます。
まずはここまで‥‥
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by ooba-mk
| 2010-05-10 23:06
| 木工屋
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