2010年 01月 15日
”ブックマッチ” |
「自宅の庭木だった欅で、テーブルを作って欲しい。」と
充分天然乾燥した厚板を預かったのが、昨年の11月。
製材所で半分の厚みに挽いてもらい、
そろそろ動きも少なくなったところで、製作に入ります。
必要な長さに落とします。
割れが片面に集中しているので、割れを中央に入れて端にこない様にします。
テッポウ虫の穴はアクセントとしましょう。
欅は動きが大きい(強い)ので、普段のヤトザネだけでなく、ボルトでも締結します。
ナット穴をルーターであけます。
剥ぎ口の様子。
接着剤を付けて接ぎ合わせです。
手早く、素早くしないと接着剤の硬化が始まります。
座金とスプリングワッシャーを挟んでボルトをしっかり締め込みます。
欅が少しくらい痩せても(縮小)、スプリングが利いて付いていくはずです。(そうあって欲しい!)
これで、かなり強力な接ぎ面になりました。
ハタガネで締め付けたまま、12時間以上安静に。
このところ、随分寒いです。
ストーブには一日中火が入ってますが、こまめに薪を入れるのが面倒なので、
少しばかり、大きい薪を入れてみました。
さすがに、1日かけて燃え尽きました。
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by ooba-mk
| 2010-01-15 19:56
| 木工屋
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