2014年 07月 07日
"変〜身!?" |
テーブルの修理依頼が有り、現物を預かってきました。
椅子と合わせて、センターテーブルとして使っていたものです。
天板は山桜をつかっています。
その天板には、30cm程の大きな油じみ(?)と、器などの輪じみ痕が点在しています。
特徴的な脚は、皮を剥いだ丸木です。
幕板の接合に、苦労したあとが伺えます。
今回の修理のポイントは、
1.天板のしみ痕をとる。
2.座卓として使うため、脚部の切断(天板高450mmから330mmへ)。
3.高さ変更に伴い、足元空間を拡げるための幕板加工。
4.オイルフィニッシュ。
まずは、天板と脚部を外します。
駒留めで、天板と脚を留めながら、伸縮を吸収しています。
これは、ドライバーでクルクルと簡単に外します。
これだけでは、まだ外れません。
幕板の手前に見えている角材は、天板に蟻加工で組んである反り留め材です。
この反り留め材に見える丸い栓の下で、ネジ留めされているようです。
そこで、木の栓に穴を開けます。
ありました、ネジが見えます。
この穴の中は、接着剤が硬化していて簡単にはネジが外せません。
彫刻刀を使って、残った木の栓を取り出します。
あっという間に、彫刻刀の刃はボロボロに。
なんとか、ネジにドライバーがかかりました。
しかしこのネジ、かなりきつめに締め込んでありまして、
廻す間に軸が切れそうなくらいです。
天板が外れました。
天板はかなりうねりが出ているので、
山のところを潰しながら平にしていく予定でした。
しかしこの山桜、木理が揉んでいて倣い目と逆目が交互に来、
鉋がけに大変苦労しました。
それでも、ペーパーを掛けが終われば、
できたての状態まで生まれ変わりました。
(写真をとり忘れました、悪しからず。)
続いて、高さの変更。
まずは設定の高さになる様、脚に墨付け。
切断!
続いて幕板の加工。
型板を使って、トリマーで倣い加工をします。
トリマーで加工したラインを、今度はジグソーで粗取ります。
そして、コロ付きのストレートビットで面を仕上げます。
そのあと、南京鉋で仕上げ削りをすれば木部の加工は終了です。
今日はここまで。
椅子と合わせて、センターテーブルとして使っていたものです。
天板は山桜をつかっています。
その天板には、30cm程の大きな油じみ(?)と、器などの輪じみ痕が点在しています。
特徴的な脚は、皮を剥いだ丸木です。
幕板の接合に、苦労したあとが伺えます。
今回の修理のポイントは、
1.天板のしみ痕をとる。
2.座卓として使うため、脚部の切断(天板高450mmから330mmへ)。
3.高さ変更に伴い、足元空間を拡げるための幕板加工。
4.オイルフィニッシュ。
まずは、天板と脚部を外します。
駒留めで、天板と脚を留めながら、伸縮を吸収しています。
これは、ドライバーでクルクルと簡単に外します。
これだけでは、まだ外れません。
幕板の手前に見えている角材は、天板に蟻加工で組んである反り留め材です。
この反り留め材に見える丸い栓の下で、ネジ留めされているようです。
そこで、木の栓に穴を開けます。
ありました、ネジが見えます。
この穴の中は、接着剤が硬化していて簡単にはネジが外せません。
彫刻刀を使って、残った木の栓を取り出します。
あっという間に、彫刻刀の刃はボロボロに。
なんとか、ネジにドライバーがかかりました。
しかしこのネジ、かなりきつめに締め込んでありまして、
廻す間に軸が切れそうなくらいです。
天板が外れました。
天板はかなりうねりが出ているので、
山のところを潰しながら平にしていく予定でした。
しかしこの山桜、木理が揉んでいて倣い目と逆目が交互に来、
鉋がけに大変苦労しました。
それでも、ペーパーを掛けが終われば、
できたての状態まで生まれ変わりました。
(写真をとり忘れました、悪しからず。)
続いて、高さの変更。
まずは設定の高さになる様、脚に墨付け。
切断!
続いて幕板の加工。
型板を使って、トリマーで倣い加工をします。
トリマーで加工したラインを、今度はジグソーで粗取ります。
そして、コロ付きのストレートビットで面を仕上げます。
そのあと、南京鉋で仕上げ削りをすれば木部の加工は終了です。
今日はここまで。
by ooba-mk
| 2014-07-07 00:27
| 木工屋
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