2010年 01月 29日
”塗装終了” |
欅のテーブルの塗装が終わりました。
オイルフィニッシュをすると、俄然色味が濃くなります。
欅は、中心近くの部分(心材)は黄褐色、
外側にいくほど(辺材)灰白色になります。
外側の部分は、心材よりも強度がないため
出来るだけ落として使います。
塗装したときも、心材の色味だけの方が
すごくきれいに見えます。
少々記憶が曖昧なところもあるのですが、
以前、製材所の方から「赤欅」と「黄欅」があると聞きました。
もちろん、心材の色のことです。
たしか、赤欅は山で育った欅で千葉県産材に多く、
黄欅は川の近く(里)で育った欅で茨城県産材に多いと言ってました。
今回の欅は、この近くで育った欅ですが、
黄褐色に赤味が入った奇麗な色合いです。
以前、古民家を取り壊した際に、床の間の床板をいただきました。
表面は、黒目漆の塗装がされて漆黒色でしたが、
表面に鉋をかけると、鮮やかな赤茶色がでてきて、
ビックリしたことがありました。
個人的には、赤味の強い欅が好みですね。
しかし、「赤欅」は量が少なさそうで、あまり見かけません。
by ooba-mk
| 2010-01-29 22:35
| 木工屋
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