2008年 02月 18日
"天乾" |
樹齢が100年弱のもみじを製材してきました。
まずは、樹皮を剥がします。
木食い虫(カミキリムシ類)の侵入を防ぐためです。
虫たちは、樹皮の下の柔らかな形成層(木が育っていく部分)が好きです。
そのため、5〜7月くらいに成虫が、そこに卵を産みつけてしまいます。
特にミズナラは、ヒラタキクイムシの幼虫が巣食ってしまうケースがあり、そのままにしておくと板材を穴だらけにして、せっかくの材料を台無しにしてしまいます。
桟木を入れて積み上げていきます。
製材後の乾燥方法は、天然乾燥と人工乾燥があります。
天然乾燥は、文字どうり自然に乾燥するのを待つ方法です。
人工乾燥は、釜に入れ高温の蒸気で蒸し、木材内部の樹液と水分を交換し、短時間で木材を乾燥させる方法です。
人工乾燥は設備が必要ですので、外注しなければできません。
気長に、自然に少しずつ乾燥するのを待つ事にします。
木の乾燥には、昔から「1寸(約3センチメートルの厚み)1年」と言われてます。
しかし、これは針葉樹に関しての事かもしれません、広葉樹は1寸で3〜5年くらいはかかると思います。
もちろん、厚みが増せば比例して5年、10年と乾燥年数は長くかかります。
本当は1週間先の事も判らないのに、未来のために、今用意をしているのです。
まずは、樹皮を剥がします。
木食い虫(カミキリムシ類)の侵入を防ぐためです。
虫たちは、樹皮の下の柔らかな形成層(木が育っていく部分)が好きです。
そのため、5〜7月くらいに成虫が、そこに卵を産みつけてしまいます。
特にミズナラは、ヒラタキクイムシの幼虫が巣食ってしまうケースがあり、そのままにしておくと板材を穴だらけにして、せっかくの材料を台無しにしてしまいます。
桟木を入れて積み上げていきます。
製材後の乾燥方法は、天然乾燥と人工乾燥があります。
天然乾燥は、文字どうり自然に乾燥するのを待つ方法です。
人工乾燥は、釜に入れ高温の蒸気で蒸し、木材内部の樹液と水分を交換し、短時間で木材を乾燥させる方法です。
人工乾燥は設備が必要ですので、外注しなければできません。
気長に、自然に少しずつ乾燥するのを待つ事にします。
木の乾燥には、昔から「1寸(約3センチメートルの厚み)1年」と言われてます。
しかし、これは針葉樹に関しての事かもしれません、広葉樹は1寸で3〜5年くらいはかかると思います。
もちろん、厚みが増せば比例して5年、10年と乾燥年数は長くかかります。
本当は1週間先の事も判らないのに、未来のために、今用意をしているのです。
by ooba-mk
| 2008-02-18 23:03
| 木工屋
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